TOP 消防救急デジタル無線について
現在、各消防本部で運用している消防救急無線通信システムは、アナログ通信方式(150MHz帯周波数)による消防用周波数の使用期限(平成20年総務省告示第291号)により、平成28年5月31日までとなっています。
これに伴い、新川地域消防本部の消防救急無線通信システムは消防本部基地局、朝日基地局、宇奈月基地局の3基地局を設け、平成27年3月にアナログ通信方式からデジタル通信方式に移行し、運用を開始しました。
この消防救急デジタル無線通信システムは、消防本部と出動している消防車・救急車などと連絡を取るために使用されます。

消防救急デジタル無線システムの整備による期待されるメリット |

1 データ伝送による確実で効率的な消防救急活動の支援
■ 車両の効果的な運用
◇消防・救急車両等の位置情報、活動状況を把握することで、現場近くの車両に出動指令をし、迅速・確実な現場到着
■ 支援情報の高度化
◇現場周辺の消火栓・防火水槽等の水利位置情報を利用することで、適切な水利 を選択し、迅速・的確に消火活動
◇現場近くの受入れ可能な病院情報を検索することで、迅速・的確な救急活動
◇高齢者・障害者等の要援助者情報を把握することで、迅速・的確な救助活動
■ 情報伝達の確実化
◇音声だけでなく文字情報や位置情報等の利用により、視覚による確実な情報の伝達・確認
2 無線チャンネルの増加
■ 利用可能なチャンネルが増加することにより事案別にチャンネルを区別可能

3 通信秘匿性向上による搬送患者の個人情報等の保護
■ 通信の秘匿性が向上することにより、一般的な無線機では傍受できなくなるため、搬送患者の個人情報、テロ等国民保護事案・特殊災害事案における機密情報等の保護強化が可能

新川地域消防本部 通信指令課
住所:〒938-0014 富山県黒部市植木761番地1 пF0765-54-0119

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