つけましたか?
住宅用火災警報器!
〜今お住まいの住宅にも設置が義務となります〜
火災予防条例により以下のとおり設置することとなっています。
新築・改築する住宅 平成18年6月1日から設置が義務となっています。
今お住まいの住宅 すでに設置が義務となっています。
尊い命や財産を守るために早期の設置をお願いします。
※共同住宅や店舗を兼ねた住宅も対象となります。
住宅用火災警報器とは?
火災による煙又は熱を感知して、火災の発生を警報音又は音声で知らせてくれる機器です。
火災のほかにガス漏れなどを感知し、警報音と音声で知らせてくれる複合型警報器もあります。
なぜ設置するの?
住宅用火災警報器は、火災の発生を早期に知らせ、あなたや家族の命を守ってくれるからです。
火災による死者の8割は住宅火災から発生しています
住宅火災により亡くなった人の4割が「発見の遅れ」です
住宅用火災警報器等の有効性 −死者の発生が3分の1に!
住宅火災を分析したところ、住宅用火災警報器等が火災により作動した場合、その死者は3分の1に減少していることがわかりました。
住宅用火災警報器等が奏功し、死者の減少につながったものと思われ、大変有効性があることがわかります。
火災に早く気づくことが被害を最小限に抑えることになります。
どこに設置するの?
就寝する部屋、階段に設置が必要です。
(詳しいお問い合わせは、消防署へどうぞ。)
※ 自動火災報知設備やスプリンクラー設備が設置されている部屋等は、設置の必要がありません。
※ 取付けに特別な資格は必要ありません。ただし、配線工事を要するものは、電気工事士でなければ行えません。
※台所は任意設置であり義務設置ではありません。
どんな種類があるの?
■ 煙を感知する煙式と、熱を感知する熱式があります。
■ 火災をより早く感知するため、煙式を設置しましょう。台所など火災以外の煙を感知するおそれのある場所は、熱式でもかまいません。
■ 電源は、AC電源方式や電池方式があります。
AC電源方式
アダプタ方式 住宅用火災警報器についている電源コードをコンセントに接続するものです。
その他 直接方式と共通ベース式があります。いずれも電気配線工事が必要です。
電池方式
電池の種類 電池には9V形と単3形、リチウム電池があります。
電池交換 ・定期的に電池を交換します。
・電池の寿命は仕様書に書いてあります。
・電池切れになると警報音等が知らせます。
・リチウム電池を使用している機器は、本体ごと交換する必要があります。
■ 天井・壁にネジで取り付けるものと、フックで壁に引っかけるものがあります。
■ 耳の不自由な方は、光を発する機器などを取り付けることにより、音以外の方法で火災を知ることができます。
設置する位置は?
火災による煙や熱を有効に感知できるよう以下の点に注意してください。
<天井の場合>
エアコンの吹き出し口や換気口などの位置から、1.5メートル以上離しましょう。
また、ストーブなどの熱や煙の影響を直接受けないような位置にしましょう。
はりがある場合は、60センチ以上離れた位置に取付けましょう。
壁面から住宅用火災警報器の中心が60センチ以上離れるように取付けましょう。
<壁面の場合>
天井から15〜50センチ以内に住宅用火災警報器の中心がくるように取付けましょう。
住宅用火災警報器の機種によって取付け位置の注意点が異なってきます。 |
維持管理は?
電池式の警報器は、電池が切れるとピッ…ピッ…と音が鳴ったり、ランプが点滅して電池交換の時期を知らせます。電池交換は早めに行いましょう。
● 電池寿命が5〜10年のリチウム電池を使用している警報器は、本体ごと交換する必要があります。予め仕様書で確認しておきましょう。
● 業者による点検は必要ありませんが、普段から点検ボタンなどで自ら点検を行う習慣をつけましょう。
―住宅用火災警報器を設置した後の維持管理も義務です!―
悪質な訪問販売等に十分に注意してください
例) 『全ての住宅に設置が義務付けられた』『点検も義務付けられている』などと偽って販売する。
消防職員のような服装で、消防職員のふりをして販売する。
問い合わせ先:住宅用火災警報器に関する詳しいお問い合わせは、
黒部消防署予防課 (0765)54-0119
入善消防署予防課 (0765)72-0135
朝日消防署予防課 (0765)83-0009
宇奈月消防署予防課 (0765)65-2940 へどうぞ。